新型パジェロ(5代目)はランクル250の対抗馬になれるか — 判明している情報と徹底比較

新型パジェロは、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームに2.4Lディーゼル(204PS・480N·m)、8速AT、スーパーセレクト4WD-IIを組み合わせた7人乗りの本格クロスカントリーSUVです。三菱が狙うのは明らかにランドクルーザー250。ボディサイズはほぼ同じで、最低地上高は高く、価格は比較できるグレードで5〜8%安く、3列目は大人でも座れます。対するランクル250は、太いトルク、フルタイム4WD、実績のある2.8Lディーゼル、そして誰も敵わないリセールで応えます。国内発売は2026年12月の予定です。

東京で行われた世界初公開イベントで、デモ用の斜面を登る5代目の新型三菱パジェロ(2026年9月)
2026年9月2日、東京での世界初公開。新型パジェロがデモ用の斜面を登ります。ボディの下にはトライトン譲りの独立したラダーフレーム — 2代目以来のことです。 Photo: carsales, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons (resized)

5年前、パジェロは静かに生産を終え、もう戻らないと思われていました。三菱はSUVをクロスオーバー中心に切り替え、ダカール・ラリー12勝の伝説は歴代最強のクロカンのリストの中だけに残りました。2026年9月、その名前が帰ってきます — しかもシティ派のクロスオーバーではなく、副変速機を持つ本物のラダーフレーム車として。この記事では、三菱が公式に明かした5代目の情報、国内グレードと価格、ランドクルーザー250との詳しい比較、LC300やフォード・エベレストとの位置関係、そして初期型を買う前に確認しておきたいことをまとめます。

パジェロが帰ってきた:9月2日に発表されたこと#

世界初公開は2026年9月2日、東京で行われました。今回が5代目で、1982年、1991年、1999年、2006年に続く世代です。先代の4代目は2019年に国内向けの生産を終え、海外向けも2021年に終了。以来、パジェロの名前は海外のパジェロスポーツにしか残っていませんでした。新型はタイで生産され、三菱は投入の順番を年度ごとに示しています。

  • タイが世界最初の市場。現地報道によると、10月19日に価格を発表し、同時に販売を始めます。
  • 日本とオーストラリアは2026年度内。国内は10月1日から予約受付が始まったと報じられ、10月29日に正式発表、12月17日に発売予定です(ベストカー報道)。ただし一部グレードの納車は2027年春以降になるとの報道もあります(MOTA)。オーストラリアは12月から納車開始です。
  • 2027年度からは約100か国へ。ASEAN、中南米、中東が含まれます。

最大の技術的な変化は独立したラダーフレームです。3代目と4代目はフレームを一体化したモノコックボディ(ビルトインフレーム)で、舗装路では快適な一方、ハードなオフロードの耐久性では本格派に一歩譲りました。新型は国内でも2024年から販売されている新型トライトンのフレームを使いますが、リヤサスペンションはトライトンのリーフスプリングではなく、専用の5リンク式とされています。位置付けも新しく、新型パジェロは三菱ブランドのフラッグシップ。三菱の資料はライバルとしてランドクルーザー(プラド)とフォード・エベレストをはっきり名指ししています。需要もありそうで、オーストラリアでは公開前に3,000台以上の予約が集まりました。

エンジン、トランスミッション、4WD#

エンジンは全市場共通で、2.4L直4クリーンディーゼル「4N16」。可変ジオメトリーのシングルターボと尿素SCR(AdBlue)を備え、150kW(204PS)/3,500rpm、480N·m/1,750〜2,500rpmを発生します(一部仕様は470N·m)。同じ4N16でもトライトンにはツインターボ仕様がありますが、パジェロは公式資料によるとシングルターボです。ガソリン車はなく、公開前に噂されたPHEVも三菱は発表していません。

トランスミッションは、トライトンの6速ATに代わる新開発の8速AT。最初の試乗記で最も評価が高い部分で、8速・140km/h巡航でエンジン回転は約2,000rpmと低く、変速もトライトンより明らかに滑らかだとされています。4WDは歴代パジェロの看板、スーパーセレクト4WD-IIです。

  • 2H — 乾いた舗装路向けの後輪駆動。駆動ロスが少なく燃費に有利。
  • 4H — センターデフ付きのフルタイム4WD。路面も速度も選びません。
  • 4HLc — センターデフ直結。泥・砂・雪に。
  • 4LLc — 副変速機ローレンジ+センターデフ直結。本格的な悪路に。

さらにリヤデフロック(グレードによる — 後述)、7つのドライブモード(NORMAL、ECO、GRAVEL、SNOW、MUD、SAND、ROCK)、そしてブレーキ制御で左右の駆動力を配分して旋回を助けるAYC(アクティブヨーコントロール)を統合したS-AWCが加わります。ランクル250の4WDはフルタイムなので、乾いた舗装路で燃料を節約できる2Hモードはありません。

ボディ、ジオメトリー、インテリア#

ボディサイズは全長4,920×全幅1,925×全高1,910mm、ホイールベース2,870mm、トレッドは前後1,630mm。最低地上高は230mm、アプローチ/ランプブレークオーバー/デパーチャーアングルは30.4°/22.6°/25.8°、前後重量配分は52:48です。オーストラリア仕様のExceedで車両重量2,383kg、牽引能力は最大3.5t、燃料タンクは80Lです。

世界初公開のステージに置かれた2026年型の新型三菱パジェロのサイドビュー
5代目のプロポーション:全長4,920mm、ホイールベース2,870mm、最低地上高230mm。ランクル250とほぼ同じ大きさですが、全幅は55mm狭く、林道や狭い道では効いてきます。 Photo: carsales, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons (cropped and resized)

室内は3列7人乗り(国内は全車7人乗り。オーストラリアには5人乗りのGLSもあります)。2列目はスライドでき、これが見た目以上に効きます。実際に座って測ったMOTAによると、新型パジェロは大人6人で45分程度の移動なら十分こなせるとのこと。ランクル250は2列目が固定のため、3列目は床に押し付けられるような姿勢になります。その代わり荷室は小さめで、3列目を使うとほぼ余裕がなく、オーストラリアのcarsalesの比較でも、公表されている荷室容量はランクル250やエベレストより明らかに小さくなっています。

装備はこれまでの三菱になかったレベルです。14.3インチの一体型ディスプレイ(一部グレードは12.3インチ)、3ゾーンのフルオートエアコン、12スピーカーの「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」、運転席・助手席間のセンターエアバッグを含む8エアバッグ、ACCと車線維持を統合したMI-PILOT、そして床下まで映す3Dマルチアラウンドモニター — 悪路では実質的な「透けるボンネット」です。

新型三菱パジェロの室内:14.3インチの一体型ディスプレイ、ブラウンのレザー内装、国内仕様の右ハンドル
国内仕様の右ハンドル車。14.3インチのディスプレイ、その下に物理ボタンのエアコン操作パネル、床下まで映すアラウンドモニター。 Photo: carsales, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons (resized)

走りの第一印象は、今のところ岡崎の三菱のテストコースで量産車に試乗した報道陣のものだけです。オーストラリアのCarsGuideは、高速域の静かさ、車重を考えれば締まったコーナリング、そして「三菱史上最も上質なインテリア」を評価する一方で、肝心な点も指摘しています。パジェロはトルク感が物足りない — 発進では重く、ライバルより反応が鈍く感じられるというのです。オフロードはこの試乗では試されていません。

グレードと価格#

MOTAの報道によると、国内は4グレード構成で、すべて2.4Lディーゼル・4WD・7人乗りです。

グレード 価格 ポイント
GLS 6,193,000円 ベースグレード、12.3インチ画面
GSR 6,765,000円 本革、シートヒーター、14.3インチ画面、リヤデフロック
Exceed 6,930,000円 GSRより高いが12.3インチ画面、リヤデフロックなし
Super Exceed 7,950,800円 フル装備

価格はMOTAの報道(2026年9月)。正式発表は10月29日です。

注意したい落とし穴があります。ExceedはGSRより高いのに、リヤデフロックが付きません。悪路を走るためにパジェロを選ぶなら、本革や画面サイズよりこちらのほうが重要です。MOTAがGSRを「いちばんお買い得」と評価しているのもそのためです。最上級のSuper Exceedは装備を全部載せたい人向けで、価格差に見合うかは使い方次第でしょう。海外とはグレード名の並びも違い、たとえばオーストラリアではGSRが最上級です。海外の記事を読むときは、グレード名ではなく装備の中身で比べてください。

オーストラリアではすでに価格が発表されていて、5人乗りGLSの6万8,490豪ドルからGSRの8万4,990豪ドルまで — ランクル250(現地名プラド)の7万3,200〜10万1,365豪ドルより安い設定です。現地では販売店での整備を条件に10年・20万kmの保証が付き、点検間隔は1万5,000kmごと(プラドは1万kmか半年ごと)。日本の保証条件とは別物ですが、三菱がこのクルマにどれだけ本気かはよく分かります。

新型パジェロ vs ランドクルーザー250:比較表#

いちばんの注目対決です。ランクル250も同じラダーフレームの3列SUVで、登場は2023年と新しく、比較はフェアです。新しい世代同士、直4ターボディーゼル同士、同じクラスの勝負です。

項目 三菱 パジェロ(2026) ランドクルーザー250
ディーゼル 2.4Lターボ(4N16) 2.8Lターボ(1GD-FTV)
最高出力/最大トルク 204PS/480N·m 204PS/500N·m
トランスミッション 8速AT 8速AT
4WD スーパーセレクト:2H/4H/4HLc/4LLc フルタイム、センターデフロック
全長/全幅/全高 4,920/1,925/1,910mm 4,925/1,980/1,925〜1,935mm
ホイールベース 2,870mm 2,850mm
最低地上高 230mm 225mm(国内ディーゼル)
車両重量(豪州仕様) 2,383kg 2,530kg
燃料タンク(豪州仕様) 80L 110L
WLTCモード燃費 12.1km/L* 11.0km/L
国内価格 619.3万〜795.08万円 520万〜735万円(ディーゼル)
豪州価格 6万8,490〜8万4,990豪ドル 7万3,200〜10万1,365豪ドル

*暫定値。ランクル250の燃費は2.8Lディーゼルで、市街地8.5/郊外11.0/高速道路12.6km/L。ランクル250の国内価格は2024年発売時のディーゼル(GX〜ZX)。オーストラリアのプラドは48Vマイルドハイブリッド付き。ランクル250には2.7Lガソリンもありますが、パジェロにガソリン車はありません。

どちらが上か:項目別に検証#

パジェロが有利な点:

  • 価格。比較できるグレード同士で、日本でもオーストラリアでもおよそ5〜8%安い設定です。MOTAの比較ではExceedが6,930,000円で、ランクル250のディーゼルZX(735万円)より42万円安くなります。
  • ジオメトリーとサイズ。最低地上高は230mm(ランクル250の国内ディーゼルは225mm)、全幅は55mm狭く、狭い林道や轍では差が出ます。
  • 3列目。2列目がスライドするので、パジェロは本当に7人で使えるクルマです。ランクル250が快適なのは実質5人までです。
  • 舗装路での駆動。ランクル250には2Hモードがなく、S-AWCは滑りやすい路面での安定性を高めます。街乗りの燃費と冬道の安心感に効きます。
  • カタログ燃費。WLTCで約1割良好 — ただしパジェロの数値はまだ暫定値です。
  • 自動車税。2.4Lのパジェロは「2.0L超2.5L以下」の区分で年43,500円、2.8Lのランクル250は「2.5L超3.0L以下」で年50,000円です(2019年10月以降に初回登録した自家用乗用車の場合)。

ランクル250が有利な点:

  • トルク。500N·mと2.8Lに対し、480N·mと2.4L。パジェロの最初の試乗記もこれを裏付けており、フル乗車や牽引では表の数字以上の差を感じるはずです。
  • 実績のあるエンジン。1GD-FTVは2015年からプラドやハイラックスに使われ、初期の弱点(初期型DPFの目詰まりしやすさ)もよく知られています。4N16はこれまで主にトライトンで使われてきたエンジンで、新しい8速ATと組み合わせて2.4t級のクルマを動かしたときの耐久性は、これから数年で分かることです。
  • 航続距離。オーストラリア仕様のプラドは110Lタンクで、カタログ上の航続距離は約1,450km。パジェロの80Lでは届きません。
  • 足の伸び。上位グレードのランクル250が備えるスタビライザー切り離し機構(SDM)は、悪路での前輪の接地性を高めます。
  • リセールと実績。ランクルの名前は中古車市場で圧倒的な強さを持ち、整備網もどこにでもあります。一方、MOTAは新型パジェロの残価率をランクル250より高く予想しています(3年67〜68%/5年60%に対し、ランクル250は3年66%/5年55%)。ただしこれは発売前の予想値で、5年ぶりに復活した名前が実際にどう値を保つかは、まだ誰にも分かりません。

両車の信頼性を判断するのはまだ早すぎます — ランクル250は発売から2年余り、パジェロはまだ納車すら始まっていません。先代までに記録された弱点 — ディーゼルのインジェクターとEGR、旧パジェロ4M41のタイミングチェーンガイド、プラドの初期型1KDのピストン割れ — は、ナレッジベースの三菱 パジェロとランドクルーザー・プラドのページにまとめています。

では「本家」ランドクルーザー300は?#

「ランクル」と聞いて、250ではなく上位のランドクルーザー300を思い浮かべる人も多いでしょう。新型パジェロはLC300の対抗馬ではありません — 別クラスです。LC300はV6で、3.3Lツインターボディーゼル(約309PS・700N·m)か3.5Lツインターボガソリン(415PS・650N·m)に10速ATを組み合わせます。そのライバルは日産パトロールのような大型SUVで、パジェロではありません。三菱には、3.8L V6を積んだ4代目パジェロ以降、このサイズのV6モデルがないのです。

LC300と比べたときのパジェロの武器は、維持費です。直4ディーゼル、軽い車重、毎日の2H走行 — 燃料代、タイヤ代、そして自動車税(LC300は3.0L超3.5L以下の区分で年57,000円)まで、204PSのクルマと300PS超のクルマでは別の予算になります。

そのほかのライバル:エベレスト、兄弟車、国内のSUV#

  • フォード・エベレスト — アジアとオーストラリアで最も手強いライバルです。600N·mの3.0L V6ディーゼル、10速AT、渡河深度800mm、そしてパジェロより安い5万8,990豪ドルからの価格設定。ただしフォードは日本から撤退しており、エベレストは国内で買えない、あくまで世界の物差しです。
  • パジェロスポーツ — 海外では引き続き販売される、より手頃な兄弟車です。先代トライトンのプラットフォームに2.4Lディーゼル(181PS)を積みますが、日本では販売されていません。新型パジェロはその後継ではなく、上に加わるモデルです。
  • 三菱の国内ラインアップ — 国内で同じラダーフレームを味わえるのはピックアップのトライトン、三菱のもうひとつの全天候モデルはミニバンのデリカD:5です。3列シートの本格クロカンとしては、新型パジェロが久しぶりの選択肢になります。

国内で買うなら:発売日、納期、グレード選び#

国内では10月1日から予約受付が始まったと報じられ、10月29日に正式発表、12月17日に発売予定です(ベストカー報道)。ただし、すぐに乗れるとは限りません。

  • 納期。MOTAは、GSRとSuper Exceedの納車が2027年3月頃から、GLSとExceedは4〜5月頃からになると報じています。2026年度のグローバル生産・販売目標は約1万台(ベストカー報道)で、オーストラリアだけで公開前に3,000台以上の予約が入っていることを考えると、初期は納期が延びる可能性があります。
  • グレード選び。悪路を走るならリヤデフロック付きのGSRかSuper Exceed。Exceedは名前の響きほど装備が上ではない点に注意してください。
  • 正式価格の確認。現在出回っている価格はMOTAの報道ベースです。10月29日の正式発表で、価格と装備の最終版を必ず確認しましょう。
  • 見積もりは中身で比較。ランクル250と迷うなら、本体価格だけでなく、オプション、自動車税の区分、燃料代を含めた総額で比べるのが公平です。

初期型を買う人がチェックしておきたいこと#

  • リコール。新型車の最初の数年はリコールがつきものです。たとえばランクル250では、始動時にメーターが警告灯を表示しないおそれ、パノラミックビューモニターの映像が固まるおそれでリコールが出ています。購入後は車台番号で対象かどうかを定期的に確認しましょう。
  • DPFとAdBlue。尿素SCR付きの現代のディーゼルは、短距離の街乗りばかりの使い方が苦手です。先代シリーズの4N15を積むパジェロスポーツでは、DPFの目詰まりとエンジンオイルの燃料希釈が代表的な不具合として知られています。ほとんど街中しか走らないなら、本当にディーゼルが必要か一度考えてみてください。AdBlueの残量管理も必要です。
  • グレード名ではなく装備で確認。リヤデフロックや画面サイズはグレードと市場によって違います。契約前に装備表で確かめましょう。
  • 最初の満タンから実燃費を記録。新型車にはまだオーナーの実燃費データがないので、自分の数字がいちばん確かな健康診断になります。ディーゼルで燃費が急に悪化したら、DPFやインジェクターの不調の最初のサインであることが少なくありません。正しい測り方は燃費の計算方法の記事で解説しています。

よくある質問#

新型パジェロの発売日はいつですか?

世界初公開は2026年9月2日(東京)。国内では10月1日から予約受付が始まったと報じられており、正式発表は10月29日、発売は12月17日の予定です(ベストカー報道)。ただし一部グレードの納車は2027年春以降になるとの報道もあります(MOTA)。

新型パジェロの価格はいくらですか?

MOTAの報道によると、GLSが6,193,000円、GSRが6,765,000円、Exceedが6,930,000円、Super Exceedが7,950,800円です。全車2.4Lディーゼル・4WD・7人乗りで、正式価格は10月29日の発表で確定します。

エンジンは?ガソリン車やハイブリッドはありますか?

2.4Lクリーンディーゼル(4N16、シングルVGターボ)の1種類のみで、150kW(204PS)・480N·m(一部仕様は470N·m)、新開発の8速ATと尿素SCR(AdBlue)を組み合わせます。ガソリン車やPHEVは発表されていません。

新型パジェロとランクル250、どちらがいいですか?

パジェロは比較できるグレードで5〜8%ほど安く、最低地上高が高く(230mm)、2列目スライドのおかげで3列目が大人でも使えます。ランクル250はトルクが太く(500N·m)、フルタイム4WD、実績のある2.8Lディーゼル、そして圧倒的なリセールが強み。7人で乗る家族ならパジェロ、牽引やリセール重視ならランクル250が有利です。

パジェロスポーツとは別の車ですか?

別の車です。パジェロスポーツは海外向けの、より手頃なモデルとして継続販売されており、日本では販売されていません。新型パジェロはその上に位置するフラッグシップで、新型トライトンのフレームを使います。

新型パジェロの実燃費はどのくらいですか?

WLTCモード燃費は12.1km/L(暫定値)です。オーナーの実測データはまだありませんが、ラダーフレームのディーゼルSUVの実燃費はWLTCより15〜30%ほど悪くなるのが一般的なので、目安は9〜10.5km/Lです。

どのグレードを選ぶべきですか?

MOTAはGSRを最もお買い得と評価しています。本革、シートヒーター、14.3インチディスプレイ、リヤデフロックが付くためです。注意したいのはExceedで、GSRより高いのにディスプレイは12.3インチ、リヤデフロックも付きません。

納車はすぐですか?

2026年度のグローバル生産・販売目標は約1万台と報じられており、オーストラリアだけで公開前に3,000台以上の予約が入っています。初期は納期が延びる可能性があり、一部グレードは2027年春以降の納車との報道もあります。

結論:パジェロが向く人、ランクル250が向く人#

新型パジェロは懐古趣味のリバイバルではなく、ランクル250を正確に狙い撃ちしたクルマです。ほぼ同じボディサイズ、高い最低地上高、使える3列目、2Hモードを持つスーパーセレクト、そして数パーセント安い価格。家族7人で遠出する本格クロカンが欲しいなら、カタログ上はパジェロのほうが合理的です。牽引時の力強さ、長年の実績があるエンジン、全国どこでも受けられる整備、そして売るときの価格を重視するなら、ランクル250が今も安全な選択で、LC300はクラスも予算も別の世界です。最終的な評価を決めるのは比較表ではなく最初の2年間の実際の使われ方 — せめて最初のオーナーの声が出るまで待つのも賢い選択です。

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